投資を始めてよかったこと~仕事編~

仕事

以前に「投資を始めてよかったこと~日常編~」を紹介しました。
今回は投資が仕事にもたらした良い影響について紹介します。

仕事で感じた「投資を始めてよかったこと」

仕事で感じた「投資を始めてよかったこと」について3つ紹介します。

損益計算書や貸借対照表が読めるようになった

1つ目は損益計算書や貸借対照表が読めるようになったことです。
それらの表は、有価証券報告書や決算資料に必ず掲載されている、企業を見るための指標です。損益計算書や貸借対照表を見ることで、企業の経営状況やビジネスモデル、経営課題などを見つけることができます。

例えば営業職であれば、営業先の企業が「利益率が競合に比べて低い」ことが分かれば、間接コストを下げるためのソリューションや、利益率の高い商品を提供するのが適しているという仮説を立てることができるでしょう。このような仮説が立てられれば、「なぜこのような提案を行うのか」が明確なので、自社の承認やお客様への提案がスムーズになります。

恥ずかしながら、これまで損益計算書や貸借対照表については、悪い意味で適当に見ていました。
しかし、投資を始めたことで、損益計算書や貸借対照表の「どんな項目からどんなことが分かるのか」についてナレッジが溜まってきましたので、仕事に役立てられるようになりました。

話の幅が広がった

投資を始めたことで、多くの企業を知ることができ、話の幅が広がりました。

ニュースを見ただけでは、ある会社の全貌を知ることはできません。ここでいう全貌というのは事業内容だけではなく、親会社・子会社、新規事業への投資状況、研究開発、資本などを指します。

例えば、うま味調味料で有名な味の素グループでは、調味料や食品だけでなく、高機能CPUに使われているABFフィルムも製造しています。このような情報は能動的に調べないと得られないので、話のタネになります。

投資のための情報収集によって、話のタネを多く持つことができたので、話題を提供したり、話を拾いに行ったりすることができるようになりました。

企業戦略が分かるようになった

3つ目は企業戦略が分かるようになったことです。

業界動向や企業の中期経営計画を読む機会が増えたので、企業戦略が分かるようになりました。

企業戦略が分かるとその企業がどういったことをしたいのかが予測できるようになります。
仕事においては、お客様がこれからどうしていきたいのかについて仮説を立て、それをお客様にお伝えすることもあります。たまに外れることもありますが、そういった仮説がお客様に興味をもっていただくきっかけになっています。

最後に

仕事で感じた投資を始めてよかったことについて紹介しました。

今後投資を始めようと考えている方の参考になりましたでしょうか?
投資は仕事にも良い影響を与えますので、繰り返しにはなりますが、とりあえず数百円単位から始めてみることをお勧めしています。

みなさまに良い気づきがありましたら幸いです。

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