はるくまの投資エピソードを紹介

投資

今回は私の投資エピソードをご紹介いたします。

はるくまの投資エピソード

投資を始めたきっかけは祖父と父が株式投資を行っていたこと

私が投資を始めたきっかけは、祖父と父が何十年にも渡り株式投資を行っていたことです。

幼いころより父が新聞で株価をチェックしていたのを見ており、父からは大人になったら株式投資をしたほうがよいと言われてきました。

今になってから父に運用成績について聞いてみると、私が大学生になるころには年間で社会人のボーナス以上の利益を得ていたようです。いたって普通の生活を送っていたため当時の私は全く気づきませんでした。贅沢すると株式投資に回せる種銭が減ってしまうので当然といえば当然ですね。(大学時代はアルバイトの賃金だけでやりくりしていたのですが、少しくらいお小遣いをくれても良かったのではないかと思います。)

勧められても一歩を踏み出すのが面倒だった

父は私が社会人になったのをきっかけに、証券口座を開くよう勧めてきました。しかし、私は証券口座を開く際に必要な申込書の記入や、提出書類の準備などのちょっとしたことが面倒に感じ、その勧めから2~3年近く放置していました。

投資は早いうちに始めたほうがいいことを痛感

なんとか重い腰をあげ証券口座を開き、父に勧められるがまま株を買ってみました。

初めて配当金をもらった際は、「証券口座にお金を預けるだけでお小遣いがもらえる!」と、とてもワクワクしたのを覚えています。正確にはお金を預けているわけではないので株価が購入した金額を下回る可能性もあるのですが、父から株を買うときは一生持ち続けてもいい株を買うよう言われていたので、その時は株を売るという考えがありませんでした。

配当金をもらった喜びはもちろんありましたが、入社のタイミングで始めていたらもらった配当金の2~3倍以上お小遣いがもらえていたのだと思い、もっと早く始めるべきであったと後悔しました。

リスク許容度以上の投資により息が苦しくなる

投資の素晴らしさに気づいてしまった人に多くみられるのが、リスク許容度以上の投資です。私もその例にもれず、リスク許容度以上の投資を行っていました。

投資すればした分だけ配当金が増える。ただそれだけのシンプルな思考で続々と割安株を購入していきました。相場の波に乗り一時はとても調子が良かったのですが、みるみるうちに評価額が下がり、評価損益額がマイナスになっているのを見た際は眩暈がしました。

その後マイナスは30万円以上になり、評価損益額を見ただけで息が苦しくなりました。あの頃は含み損が増えていないか気が気でない日が続き、精神状態がぐらぐらで不安定でした。

売らなければ損はしないが、機会を損失していることに気づく

これ以上の損失が起こるのではないかという不安にかられましたが、父に教えられた「評価損益がマイナスでも売らなければ無傷、いつか株価は戻る」という言葉を支えに、何とかプラマイゼロになるところまで株を持ち続けることができました。この教訓があったおかげで株価上昇を信じ続けることができたのですが、下落前に売っておけば安く買い戻せた事実が頭に残りました。

売りタイミングを逃した経験をしたのにも関わらず、コロナショックによる株価の下落が始まった際も利益確定をそこそこにし、一部の株は評価損が増えても持ち続けておけばよいと高を括っていました。今となっては前の経験を活かし売っておけば良かったと強く後悔しています。「株は安く買って高く売る」という格言そのままに行動すべきでした。

あの時売っておけばコロナ禍で下落した優良株をお買い得価格で購入できましたし、毎月積み立てている投資信託を追加購入しておけばインデックス投資のうまみを十分に得られていました。

その後は金銭の損失より機会損失を重要視するようになりました。

最後に

株式投資をはじめてから3年ほどしか経っていませんが、これまで得た経験は私の投資スタイルに大きな影響を及ぼしています。配当金だけでなく譲渡益も狙うようになったのは大きな進歩でした。

みなさんには後悔しない選択をとっていただきたいので、私の投資エピソードを反面教師にしてください。

私の投資エピソードがみなさんの素敵な投資ライフの糧となれば幸いです!

タイトルとURLをコピーしました