手っ取り早く日本の人口動態を知りたい!
仕事上、「日本の人口の○○%は高齢者」、「生産年齢人口は日本の人口の○○%」等、目的とする集団が全体の何%かを用いる場面があります。
いちいち人口動態統計を見て調べるのも手間がかかりますし、ディスカッションの場ではざっくりとした数値が分かればよいので、手っ取り早く日本の人口動態を知るために、厚生労働省のとある資料を使用しています。今回はその資料について紹介していきます。
厚生労働省「日本が100人の国だったら?」
はるくま
日本って意外と大きな国だよね~
都道府県や市町村ごとに特色があるから、日本の全体感をつかむには、難しい資料を読まないといけないのかな~
ふゆくま
そんなときには、厚生労働省が毎年発表している「100人でみた日本」という資料がおすすめだよ!
日本を100人の国として例えてくれるから、とても分かりやすいんだ!
なるほど!面白そう!!早速見てみよう~
日本が100人の国だったら?~人口・雇用~
図1から、日本の28.8%が高齢者ということが分かります。また、生産年齢人口の定義は、「15歳以上65歳未満」なので、図1をもとに計算して、59.2%であることが分かります。
数字を見ると、思った以上に高齢者の割合が大きいですね。。。
図2からは、雇用に関連する数値が分かります。日本における労働者の割合は53.1%あることも分かりますし、日本人口の15.9%が非正規雇用であることが分かります。
複雑でない集団であれば、こちらの図から読み解くことができます。
厚生労働省資料のリンクはこちら!
今回紹介した、厚生労働省資料のリンクはこちらです。人口、雇用のほかに、福祉・年金、医療に関する記載があります。
本記事が皆様の気づきになれば幸いです。