今回は私の経験から得た、絶対に後悔しないための投資の教訓3つを紹介いたします。
これから投資を始める方、始めようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
これまでの経験から得た教訓3つ
投資は早く始めるべき
投資をしている方の多くが、投資は早く始めるべきであると言います。
それはとても理にかなっています。なぜなら投資は時間分散を行うことでリスクを低減でき、複利効果で資産が大きく増えていくからです。
また、投資は経済・企業活動などに対して行うものです。基本的に資本主義社会の経済は右肩上がりですし、そうなるように世界各国が金融政策や経済政策などを行います。また、企業はビジネスを継続するために利益を求めますので、企業の成長は必然であるとも言えます。
ここで言う時間分散とは、長期投資によるリスク低減効果のことです。長期間投資することで価格変動のブレを小さくすることができるので、株価の急落や暴騰の際も平常心で臨むことができます。
複利は利息の計算方法のひとつであり、元本だけでなく、元本から得た利息も利息計算の対象となる計算方法のことです。似たような言葉に単利がありますが、単利は元金のみが利息計算の対象となります。複利と単利については別の記事で紹介していきたいと思います。
以下に時間分散と複利についての紹介ページを掲載します。
■SMBC日興証券 「初めてでもわかりやすい用語集 時間分散 (じかんぶんさん)」
■SMBC日興証券 「初めてでもわかりやすい用語集 複利(ふくり)」
投資を始めるのが早ければ早いほど、リスクも少なくなり、複利効果でリターンが大きくなりますので、投資を行っていない方はいますぐ始めたほうが良いです。
おすすめの証券口座についてはこちらを参考にいただければと思います。
リスク許容度以上の投資はしない
投資初心者あるあるなのが、「リスク許容度以上の投資」です。
私もその例に漏れずリスク許容度以上の投資を行っており、含み損が当時の月収を超えたあたりから呼吸が苦しくなりました。自分のリスク許容度が分かっていないのにも関わらず、高額な資金投下を行うのは絶対におすすめできません。
新しく投資を始める方は貯金の1~5%で適当なETF(上場投信)を買い、どれくらいの損失でストレスを感じるか試してから大きな金額を投下するとよいでしょう。
「NEXT FUNDS 野村株主還元70 連動型上場投信」(銘柄コード:2529)なら1,000円程度(2021年3月時点)の株を1株から購入でき、四半期ごとに配当金を受け取れますので少額から投資を始めたい方におすすめです。
金銭の損失と機会損失のどちらがストレスフルか見極める
はるくまの投資エピソードでも簡単に紹介しましたが、投資を行っていくと、ほぼ必ず「金銭の損失」と「機会損失」という壁にぶつかります。その壁にぶつかった際に、自分が金銭の損失が耐えられない人なのか、機会損失が耐えられない人なのかに気づくことができます。
例えば、投資した100万円が80万円になった際に、「ここで売ってしまったら20万円の損失が出てしまう」と考える方は金銭の損失が耐えられない人です。反対に「20万円の損失が出るが、この80万円を使えば30万円の利益がでるかもしれない」と考える方は機会損失が耐えられない人です。
私は実際に投資してみることで、自分がどっちの人間なのか知ることができましたし、自分に合った投資スタイルを見つけることができました。
後悔はとらなかった選択に対して重くのしかかってくるものなので、自分が真に納得できる選択をとることが楽しい投資ライフを送る秘訣なのだと思います。
最後に
今回は絶対に後悔しないための投資の教訓3つをしました。
もしかすると皆様のなかに「自分は投資は向いていないのではないか」や「大きな損失を出したらどうしよう」と思っている方がいるかもしれません。
しかし、当然のことですが、何事も経験してみないと分からないことが多いです。
まずは投資を始めてみて、向いていないのか考えてみませんか?
また、損失が気になる方は少額から、ご自分のリスク許容度を測りながら始めていきましょう。
よろしければこちらの教訓を参考にしていただければ幸いです。